*この記事では、国営昭和記念公園に犬を連れて行く場合の入園手続きや料金、ドッグランを利用する際の注意事項について解説しています。
東京都多摩地域の立川市から昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」は、わんちゃんと一緒に遊びに行くには最高の公園です!
多摩地域最大級のドッグランを有しているだけでなく、公園内は一部エリアを除いて犬の散歩が可能です(リード必須)。
季節の花々や広大な原っぱがあり、食事処や出店も豊富にあるので、わんちゃん連れで丸一日楽しめます。
以下では、そんな国営昭和記念公園の入園手続きや料金、ドッグランの利用方法を紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
国営昭和記念公園ってどんなところ? アクセスは?
国営昭和記念公園の概要
国営昭和記念公園は、四季折々の草花や樹木、多彩な遊具、サイクリングや湖上ボート遊びなどを楽しめる広大な公園です。
その総面積は、なんと180ヘクタール!
東京ドーム38個分くらいです。
がんばって歩いても
回りきれないくらい広いデス!
また国営昭和記念公園には無料エリアと有料エリア(入園料:大人410円)があり、ドッグランは有料エリアにあります。
無料エリアには「昭和天皇記念館(入館料:一般510円)」やカフェ、「ゆめひろば」と呼ばれる原っぱなどがあり、それだけでも充分楽しめます。
しかしわんちゃん連れならば、ぜひドッグランを利用してみてください!
国営昭和記念公園へのアクセス
国営昭和記念公園は非常に広大な公園なので、入り口が8つもあります。
そのため、アクセスの仕方は何通りもあります。
車で行く場合は、駐車場のある立川口・西立川口・砂川口のいずれかを利用しましょう。
駐車料金は普通車で840円です。
モノレールもしくは電車で行く場合は、ご自身が最もアクセスしやすい最寄り駅から選ぶと良いでしょう。
- 多摩モノレール「立川北駅:公園口」→「あけぼの口」 徒歩約8分
(*「あけぼの口」→「立川ゲート」徒歩約8分) - JR「立川駅:北口」→「あけぼの口」 徒歩約10分
(*「あけぼの口」→「立川ゲート」徒歩約8分) - 青梅線「西立川駅:公園口」→「西立川ゲート」徒歩約2分
- 青梅線「東中神駅:北口」→「昭島ゲート」徒歩約10分
- 西武拝島線「武蔵砂川駅」→「砂川ゲート」徒歩約20分
- 西武拝島線「武蔵砂川駅」→「玉川上水ゲート」徒歩約25分
詳しくは国営昭和記念公園公式サイトでご確認ください。
ドッグランを利用するなら立川ゲートか西立川ゲートがおすすめ
なお、ドッグランに最も近いのは立川ゲートです。
したがって、車で行くならば立川口の駐車場を利用するのが最もおすすめです。
また、電車もしくはモノレールを利用するなら、以下のルートのどちらかがおすすめです。
- 多摩モノレールの「立川北駅:公園口」もしくはJR「立川駅:北口」から徒歩で「あけぼの口」へ(徒歩約8〜10分)
- あけぼの口から無料エリアへ入り、徒歩で立川ゲートへ(徒歩約8分)
- 立川ゲートからドッグラン入り口へ(徒歩すぐ!)
所要時間 約18分
- 青梅線「西立川駅:公園口」から徒歩で「西立川ゲート」へ(徒歩約2分)
- 「西立川ゲート」から入園し、徒歩でドッグラン入り口へ(徒歩約18分)
所要時間 約20分
ドッグランを利用する場合に必須の持ち物
アクセス方法を確認したら、実際に国営昭和記念公園へ行く前に、ドッグラン利用に必要な持ち物を必ず確認しておきましょう。
ドッグランに入場する際に係員へ提示する書類は、以下のとおりです。
提出書類
- 三種以上の混合ワクチン予防接種証明書
- 狂犬病予防注射済証または注射済票(プレート)
※接種日より1年以内に接種したことを証明できるもの(ペットショップなどの売買契約書および譲渡契約書ではなく、国内の動物病院発行の証明書)。
国営昭和記念公園|施設紹介|ドッグラン
※注射票または注射済証が後日交付のためまだ手元に届いていない場合は、動物病院で発行された領収書や明細書等の接種日が分かるもので代用可。
これらの証明書類等を忘れると、ドッグランを利用できないのでご注意ください!
国営昭和記念公園ドッグランの入場手順
愛犬といっしょなら、やっぱりメインイベントはドッグランですよね!
国営昭和記念公園のドッグランへ入場する手順を簡単にまとめると、以下のとおりです。
- 入園チケットを購入(Suica/PASMO決済を利用するならチケット不要)
- 有料エリアのゲート前で「ペット同伴誓約書」を記入
- ゲートから入園する際に「ペット同伴誓約書」を提出
- 入園後、ドッグラン入り口で混合ワクチン接種証明書と狂犬病予防接種注射済票を提示
それでは詳しく説明します。
窓口もしくは券売機で入園チケットを購入
*2022年3月より、立川ゲート・西立川ゲート・砂川ゲートの3カ所に自動ゲートが導入されました。
SuicaやPASMOなどのICカードがあれば、券売機に並ぶことなくタッチ&ゴーで入園可能です!
ただし大人料金にのみ対応しているので、65歳以上でシルバー料金対象のは、窓口か券売機でチケットを購入しましょう。
また玉川上水ゲート、昭島ゲートには未導入なので、同じくチケットを購入することになります。
ちなみにお子さんは入園料無料です。
年齢 | 入園料 |
---|---|
大人 | 450円 |
シルバー(65歳以上) | 210円 |
子ども(中学生以下) | 無料 |
わんこも入園料無料なのデス!
「ペット同伴誓約書」に必要事項を記入
ゲート前に「ペット同伴誓約書」とペンが用意されているので、誓約事項をよく読み、チェックを入れます。
そして以下の必要事項を記入します。
- 飼い主の氏名
- 電話番号
- ペットの種類(犬種など)
- 同伴者の人数
記入を終えた「ペット同伴誓約書」は、ゲートを通る際に係員へ提出します。
なお、国営昭和記念公園公式サイトから書式を事前にダウンロードすることも可能です。
しかし、当日に現場で記入してもたいして時間はかからないので、事前記入&持参まではしなくて良いと思います。
いよいよドッグランへ入場! 今後も利用するなら「わんパス!」を作成しておくと便利
入園後、ドッグラン入り口へ向かいます。
立川口からなら、徒歩1分ほどで左手に入り口への案内が見えるので、迷うことはないでしょう。
入口の係員へ、持参した混合ワクチン予防接種証明書と狂犬病予防注射済証または注射済票を提示します。
これで、ドッグランへ入場できます!
ちなみに、「わんパス!(愛犬登録カード)」を作成しておけば、次回以降、入園時の「ペット同伴誓約書」やドッグラン入場時の接種証明書類2種の提示を省略できます。
「わんパス!」の登録料は200円で即日発行、有効期限は1年間です。
年に何回も利用する予定の方は、作っておくと手間が省けて便利ですよ!
ドッグランのエリア分けと利用ルール
国営昭和記念公園のドッグランは、きちんと管理されていて、ルールもしっかりしています。
わんこたちも人間も皆が安心して利用できるよう、ルールや禁止事項を把握しておきましょう。
ドッグランのエリアは全部で6つ!
ドッグラン内のエリアは全部で6つに分かれており、犬の体の大きさや性格、どういうふうに遊びたいかによって、エリアを選ぶ形になっています。
エリア名 | 利用できる犬種 | 備考 |
---|---|---|
ビギナーズ・ エリア | 全犬種 | ドッグラン初心者なわんちゃん用の練習エリア。 「くつろぎエリア」の一部を区切った小さいスペース。 |
くつろぎ エリア | 全犬種 | ゆっくり休んだり、くつろぐためのエリア。 走ったり、ボールで遊ぶのは禁止。 |
小型犬エリア | 体高40cm以下のわんちゃんのみ | |
オープンアクティブ・ エリアA | 大型犬優先 (小型犬の利用も可) | 大型犬との接触や遊びの中での事故は 小型犬側の自己管理責任になるので注意! |
オープンアクティブ・ エリアB | 全犬種 | 木製の遊具(坂状になっているものなど)がある |
オープンアクティブ・ エリアC | 全犬種 |
どれくらい他のわんちゃんがいるかによっても、
エリアを選び分けるとよいデスね。
ぼくは小型犬エリアか、
オープンアクティブ・エリアBで遊ぶことが多いデス!
ドッグラン内の禁止事項など
- うんちは持ち帰る
- エリア内では水以外の飲食禁止(犬も人も)
- 禁煙
- エリア内へのベビーカーやペットカート持ち込み不可
- かかとの高い靴(ヒール)不可
- フライングディスク(フリスビー)使用不可
また、ほかの犬や人に対して攻撃的なわんちゃんや、発情期のメスのわんちゃんは利用できません。
あと、夏から秋には「ハチに注意!」
って注意書きがあるデス
「エリア内にキノコが生えてるから、
犬が食べないように気をつけて!」
っていう注意書きもありましたよ
運動不足の解消のためにも、国営昭和記念公園ドッグランへGO!
以上が、国営昭和記念公園ドッグランの入場手順、利用方法、禁止事項についての解説でした。
国営昭和記念公園は、ドッグランの他にも、四季折々の花畑や並木道をゆったり散策できるので、人も犬も丸一日楽しめます。
お腹が減ったら、テラス席でおしゃれなカフェランチやラーメン、カレー、ホットスナックやソフトクリームなどを食べてひとやすみするのも良いですね。
ただ残念ながら、犬が食べられるフードやおやつなどの販売は見当たりませんので、相棒用のおやつや飲料水はお家から持参しましょう。
日頃の運動不足を相棒といっしょに解消しに行ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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