*このページでは、これから犬をお迎えする方向けに、事前に用意すべきペット用品一式を紹介・解説しています。
わんちゃんを飼うことに決めたら、お迎え当日までに用意しなければならないものがたくさんあります。
あれも必要、これも必要……と考えているうちに、うっかり用意し忘れて困った!なんてことも。
「犬をお迎えするまでに揃えておかなきゃいけないものって、何?」
「必要なペット用品を一通り買うと、いくらくらいかかる?」
今回は、そんな疑問をお持ちの方へ、事前準備のチェックリストをご用意しました!
犬をおむかえする当日までに用意しておきたいペット用品をひとつひとつ説明してゆきますので、ぜひ最後までご覧ください。
犬をお迎えする前に必ず揃えるべきペット用品はこれ!

犬をお迎えする当日までに必ず用意すべきもののリストはこちらです!
それでは、以下で詳しく解説します!
ケージもしくはサークル
ケージ(cage)とは、「かご」あるいは「檻」のことです。
犬用品としては、わんちゃんの寝床やトイレを入れて、お留守番中などに過ごす「小屋」の役割をはたすものですね。
素材は鉄製やステンレス製、金属とプラスチックを組み合わせたものなどがあります。
お迎えするわんちゃんの成犬時の体の大きさを考え、余裕のあるサイズを選びましょう。
また、天井なしのオープンタイプのものや、床に直接囲いを立てるだけのものなどは「サークル」と呼んで区別されます。
ケージ・サークルはどうしても必要か?
「ケージを使わずに、部屋で自由に過ごさせたいんだけど……」
と思われるかもしれませんが、それはできれば数年後の楽しみにとっておきましょう。
お迎えしたばかりの頃、わんちゃんは新しい環境に慣れるまでの間、不安でいっぱいです。
そこでケージの中を自分の巣穴=安心できる場所と認識してもらうことが大切なのです。
したがって、少なくともお迎え当初は、安全を確保するため、またわんちゃん自身の安心できるスペースとして、必ずケージかサークルを用意してあげてください。
また、トイレトレーニングをスムースに進めるためにも、ケージはあった方が良いです。
まずはケージの中のトイレを覚えてもらい、次に部屋の中のトイレを覚えてもらいます。
犬のしつけの中で最も重要なトイレトーニングの詳しい手順は、以下の記事をご参照ください。
お迎え後1、2年が経ち、わんちゃんのしつけが済んで年齢的にも落ち着いてくる頃には、ケージなしにチャレンジしても問題ないでしょう。

ぼくもちいちゃい頃はケージがおうちだったけど、今は自由にしてるデス
クレートもしくはベッド
次に、わんちゃんの寝床についてです。
犬が安心して眠れるよう、「クレート」もしくは「ベッド」を用意してあげましょう。
「クレート」とは、犬や猫を入れて持ち運ぶための、固いプラスチック製のキャリーケースのことで、もちろん寝床としても使えます。
中にブランケットやタオルなどを入れ、寝心地をよくしてあげましょう。
なお、クレートは普段から寝床としてケージの中に入れておき、慣らしておくことをおすすめします。
というのも、頑丈なので電車や飛行機での移動の際に使えますし、もしも震災などによる避難生活をしなければならなくなったとき、わんちゃんのお家として必要だからです。
もちろん、ペット用のベッドを寝床にするという方法もあります。
円形・スクエア・ドーム型など、デザインやカラーが豊富なので、インテリアに合わせて選ぶのも楽しいでしょう。
ペットキャリー(クレートがあれば不要)
そしてペットキャリーはお迎え後、すぐに必要になります。
犬を動物病院へ連れて行き、簡単な健康診断や伝染病等の予防接種を受けさせることになるからです。
なお、クレートがあれば、当然キャリーとして使えます。
しかしクレートはそれなりに重いので、布製などの扱いやすいソフトキャリーを別途用意するのも良いでしょう。
トイレシート&トイレトレー
トイレ関連品も、お迎え当初から必要です。
トイレ用の給水シートは、わんちゃんが小型犬ならばレギュラーサイズ、中型以上ならばワイドサイズを選びましょう。
トイレトレーのサイズ選びについては、トイレシートと同様です。
また仔犬は、トイレシートを破いて食べてしまう可能性があります。
そこで、トイレトレーはメッシュカバーが付いているタイプを選びましょう。
メッシュカバーで抑えていればトイレシートにいたずらできませんし、メッシュなので、シートが尿を吸収するのを阻害しません。
ドッグフード
ドッグフードは、お迎え前にわんちゃんが食べていたものを用意します。
食べ慣れていないフードをいきなり与えてしまうと、お腹を下しやすいからです。
特に、お迎えしたわんちゃんがまだ仔犬の場合、ちょっとした下痢でも脱水症状を起こす可能性があります。
必ず食べ慣れたフードを用意してあげましょう。
なお、わんちゃんが環境に慣れた後ならば、ドッグフードを変更することもできます。
その場合は、これまでのフードに新しいフードを少量混ぜ、毎日少しずつ新しいフードの比率を増やしてゆく、という方法をとります。
フード用食器と給水器
フードを入れる食器にもさまざまな種類がありますが、最もおすすめなのは、錆びにくく頑丈なステンレス製です。
わんちゃんが鼻を突っ込んで食べてたときに、動いたりひっくり返ったりしなさそうな食器を選びましょう。
またプラスチック製ならば、犬がかじっても壊れない強度のあるものを選びたいところです。
飲料水を入れておくのは、給水器(ボトル)タイプがおすすめです。
給水器(ボトル)タイプのものは、ほこりなどが入らないというメリットがあります。
もちろんフード用と同じような食器タイプもあります。
こちらはデザインが豊富なのと、構造の単純さから洗いやすいのがメリットですね。
噛むおもちゃ
そして実は大事なのが、噛むおもちゃです。
お迎え当初のわんちゃんは、急な環境の変化により、不安な気持ちでいっぱいです。
そんなとき、おもちゃを噛むという行為で不安を紛らわせることができます。
また、「好きなだけ噛んでいいおもちゃ」を用意しておくことで、人の手や家具などを噛まないよう教える際に役立ちます。
*甘噛み・噛み癖のしつけ方については、以下の記事でまとめています。

ぼくのおきにいりのおもちゃは、
えびさんのぬいぐるみデス!
当日までに必要な犬用品を一通り買うと、いくらかかる?

さて、これまでにご紹介した「お迎えまでに揃えるべき犬用品一式」を全て購入すると、総額でおいくらくらいになるのでしょうか。
なるべくお安く揃えたとして、総額17,500円くらいになります!
*当サイト【相棒といっしょ!】調べ
*あくまで目安です
内訳は以下の通りです。
犬用品 | 値段目安 |
---|---|
ケージ(もしくはサークル) | ¥5,000〜 |
クレート(もしくはベッド) | ¥3,000〜(¥1,000〜) |
ペットキャリー(クレートがあれば不要) | ¥3,000〜 |
トイレシート | ¥1,500〜 |
トイレトレー | ¥1,500〜 |
ドッグフード | ¥1,500〜 |
フード用食器 | ¥500〜 |
給水器(もしくは水用食器) | ¥1,000〜 |
噛むおもちゃ | ¥500〜 |
合計 | ¥17,500〜 |
ケージやサークルは、サイズや材質、デザインによって価格が全然違います。
高額なものだと30万円くらいのものもありますが、だいたい5,000円〜30,000円くらいが一般的かなと思います。
ほかの犬用品についても、商品間の価格差があまりにも大きいので、なるべく安く揃えた場合の価格として計算しています。
事前準備はこれでOK! 安心してわんちゃんを迎えよう!

以上、犬をおむかえする前に揃えるべき必需品と、その費用について解説しました。
お迎え当初にこれだけ用意できていれば、相棒との楽しい生活をスタートできるはずです!
あとは、わんちゃんと暮らすうちに徐々に必要と思うものを買い揃えてゆけば足りると思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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