犬のハウスはどっちがいい? ケージvsサークル論争に決着!

いっしょに暮らす

*この記事では、犬のお家として「ケージとサークルのどちらが良いのか」についてと、ケージおよびサークルの選び方について解説しています。

わんちゃんのお迎え、楽しみですよね。
お迎え前に必要な品を準備するのも、大変ですが楽しいものです。

そんな犬用品の中で、最も大きく最も重要なものが、「ケージ(もしくはサークル)」。

「ケージとサークルって、どう違うの?」
「犬のハウスとして、ケージを買うかサークルを買うか迷っている」

このページでは、そんな「犬用ハウスはケージかサークルか問題」に答えを出しました。

また、ケージおよびサークルの選び方のポイントについてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

★犬をお迎えする日までに準備すべき犬用品は、こちらの記事で解説しています。

そもそもケージ(サークル)って必要?

ケージなんて要らない?

犬用品における「ケージ(サークル)」とは、(主に)金属製のわんちゃんのお家のことです。
主な用途は、わんちゃんがくつろぐ寝床、そしてお留守番や来客時に落ち着いて過ごすための部屋です。

そんなケージ(サークル)は、どうしても必要なものなのでしょうか。

「わんちゃんをお部屋の中で自由に過ごさせたいから、ケージはいらない」と考える方も多いでしょう。

しかし、ケージ(サークル)は必要です。

なぜなら、特に仔犬の頃、留守番時の安全性の確保と、トイレトレーニングで重要な役割を果たすからです。

ただし、数年経過してわんちゃん自身が落ち着く年齢になったら、ケージなし生活にトライすることもできます。

編集長
編集長

ぼくも、仔犬のころはケージをハウスにしていたデス!

★詳しくは、「お迎え前に用意すべき犬用品リスト」のページで説明しています。

犬のハウスにはケージとサークルのどっちがいい?

ケージもサークルも、それぞれメリットがある!

ケージとサークルの違い

ケージとサークルの違いは、一言で言えば、天井があるかないかです。

ケージには天井があり、箱状になっています。
構造上、頑丈なものが多いです。

一方、サークルには天井がないので、フレームを組み合わせて広さを自由に変えられるタイプのものもあります

まず、ケージの特徴は以下の通りです。

◎ケージを選ぶメリット◎
  • 頑丈
  • 予期せぬ脱走を防げる
×ケージを選ぶデメリット×
  • 見た目に圧迫感がある
  • 広さが固定
  • トイレなどの掃除がややしづらい

ケージには天井があって箱状なので、頑丈さや安全性が優れています。

その反面、掃除やわんちゃんのお世話をするのに、天井部分がやや邪魔になってしまいます。

ただし、底部がトレー状になっていて取り出せるタイプのケージを選べば、この問題は解決します。

次に、サークルの特徴です。

◎サークルを選ぶメリット◎
  • 圧迫感がない
  • (タイプによっては)広さを自由に変えられる
  • トイレなどの掃除がしやすい
×サークルを選ぶデメリット×
  • (タイプによっては)犬の力でフレームが外れたりする
  • 犬が柵を乗り越えてしまう可能性がある

サークルには天井がないので、掃除などがしやすく、見た目も圧迫感がないのが良い点です。

また、フレームを組み合わせるタイプのサークルならば、広さを自由に変えられるので、運動スペースを確保することもできます。

一方、犬は見た目以上に運動能力が高いので、天井がないと、簡単に乗り越えられてしまう可能性があります。

総合的には「天井を開けられるタイプのケージ」がおすすめ!

これらの特徴から、ケージとサークルのどちらが良いのか、結論を出します。

最もおすすめなのは、「天井を開けられるタイプのケージです!

第一に、お留守番の時間などのわんちゃんの安全を考えると、天井はあった方が良いです。

ただ、特に仔犬の頃、わんちゃんは頻繁に排泄をします。
こまめに掃除をしなければならないので、天井はない方が便利です。

その点、「天井を開けられるタイプのケージ」は、ケージとサークルの良いところを部分的に併せ持っています。

たとえば、「仔犬の頃は天井を取り外しておき、大きくなったら天井をつける」もしくは「留守中だけ天井をつけておく」というような使い方ができるのです!

編集長
編集長

より安全で、掃除もしやすいのデス!

どんなケージ・サークルが良い? 選ぶポイントとは

ポイントは4つ!

さて、いよいよケージ(サークル)を選ぼうというとき、重要なポイントは4つあります。

一つめのポイントはもちろん、前述の通り「天井が取り外しできるタイプ」であることです。

それに加えて、サイズと材質、そしてキャスター付きか否かがポイントになってきます。

では、以下で詳しく説明します。

ケージ(サークル)の最適なサイズとは

まずサイズについてですが、最低限、わんちゃんの体の大きさに合った「クレート」と「トイレトレー」を入れられる広さが必要です。

★クレートとトイレトレーについては以下の記事で説明しています。

わんちゃんの体の大きさによって、クレートとトイレトレー自体の適合サイズが大きく異なりますので、ケージ(サークル)のサイズもそれに応じて変わってきます。

もちろん、お部屋に余裕があれば、ケージ(サークル)も可能な限り大きい方が良いでしょう。
お留守番の時間などに、自由に動き回れる範囲が広くなるからです。

おすすめなケージ(サークル)の材質

次は材質についてです。

わんちゃんが大型犬で、かつケージを長く使いたいならば、ステンレス製が最もおすすめです。

ステンレス以外の金属製ですと強度に不安がありますし、長年の使用で、わんちゃんのおしっこなどによってサビてしまう可能性もあります。
そして最悪、サビに侵食されて破損する恐れがあります。

その点、ステンレス製はサビませんし、作りがしっかりしているものだと10年以上保ちます。

一方、ステンレス製ケージの難点は、高額なことと、見た目の「檻(おり)」っぽさです。
10年買い換えずに済むと考えれば、お値段なりの価値はあるのですが、「檻」感だけはいかんともしがたいです。

もちろん、大型犬でもおとなしい性質のわんちゃんだったり、数年おきにケージの劣化具合をチェックしたりできるならば、他の材質でも問題ないでしょう。

また、わんちゃんが小型〜中型犬であったり、のちのちケージなし生活に移行する予定であれば、耐久性はそこまで重視しなくても大丈夫です。

その場合、安価な金属製やプラスチックを組み合わせたタイプにしておく方が合理的でしょう。

キャスター付きか否か

最後のポイントとして、きれい好きの方は特に、「キャスター付き」のケージにしておくことをおすすめします!

ケージは小型犬用でもかなりの重量があるので、気軽に移動できるものではありません。
特に賃貸住宅にお住まいの方は、床の傷などにも注意しなければなりませんよね。

そこでキャスター付きを選んでおけば、部屋の掃除をする際に簡単に動かせて、隅々まできれいにできます。

編集長
編集長

ぼくのちいちゃい頃のケージは、このタイプだったデス!

ケージvsサークル論争は、「ケージとサークルのハイブリッド」タイプで決着!

裁定を言い渡し、くつろぐ編集長

以上が、「ケージとサークル、どちらが良いのか」と実際の製品の選び方についての解説でした。

ケージとサークルに関しては、「天井の取り外しができるタイプのケージ」がベスト、という結論です!

製品の選び方についても、ケージを初めて購入する、あるいは買い替える際に参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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