犬をおむかえするための条件とは?【飼い方・事前準備】

仔犬アイキャッチ 相棒を迎える前に

*このページでは、犬と暮らしたいと考えている方向けに、犬を飼うために揃えるべき条件を解説しています。

あなたは、

「犬を飼ってみたいけど、どんな環境が必要なのかな?」
「実際、犬を飼うのって、どれくらいお金がかかるの?」
「わんこを飼う前に、自分でも飼えるかどうか確認したい!」

などの疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

そんな疑問や不安を解消すべく、以下では、犬をおむかえする前に確認しておきたいポイントを説明しています。

ぜひ最後までご覧ください。

犬を飼うための必須条件は6つ!

チェックポイント
チェックポイント!

まず、犬を飼う前に必ず確認すべきチェック項目はこちらです。

  • ペット飼育可の物件に住んでいる
  • 同居人(家族など)全員の了承を得られる
  • 飼育費用といざというときの医療費が確保できる
  • 自分が病気や怪我などで面倒を見られないとき、犬を預けられる人がいる
  • 犬の突然の怪我や病気などでも仕事や学校を休める
  • 犬と過ごす時間がとれる

以下で詳しく解説します!

ペット飼育可の物件に住んでいる

第一に、お住まいの住宅について、【ペット飼育が許可されている】かどうかを、よくお確かめください。

たとえば、持ち家かつ戸建であれば、特殊なケースを除いてほぼペット飼育は自由でしょう。

分譲マンションなども、ペット可のところが多いようです。
ただし、ペット可ではあっても【大型犬不可】などの条件がついていることもあります。

問題は、賃貸住宅の場合です。
賃貸住宅は多くの場合、ペット飼育不可となっています。
また、【ペット可(ただし猫のみ)】という住宅も、よく目にします。
もちろん、犬の飼育が許可されている賃貸住宅は、探せばあります。

編集長
編集長

ぼくらのおうちも、犬飼育可の賃貸なのデス

なお、もし現在のお住まいがペット飼育禁止の物件であるなら、犬を飼うにはペット飼育可能な物件へ引っ越さなければなりません。

もちろん、ペット不可物件なのに「貸主に内緒で飼う」というのは厳禁です。
賃貸物件はあくまで貸主の所有物なので、貸主との約束は厳守する必要があります。
約束を破れば、あなたも大切な相棒も、住む場所を失ってしまうかもしれません。

同居人(家族など)全員の了承を得られる

次に大事なのは、一緒に住んでいる人全員が、犬を飼うことを認めてくれているかどうかです。

同じ家の中にいる以上、あなた以外の同居人も、必ず犬と接触することになります。
万が一にも、犬が苦手な方や、犬アレルギーを持っている方がいないか確認しましょう。

また、犬種によって程度の差はありますが、犬は全身が被毛で覆われているので、人間の比じゃないくらい大量の抜け毛が発生します。
さらに、生き物ですから当然おしっこをしますし、うんちもします。

犬が嫌いでなく、アレルギーを持っていなくても、抜け毛や糞尿がどうしても無理、という方がいても不思議ではありません。
同居人全員の了承を得られないならば、残念ですが、今はまだ犬を飼う時期ではないのだ、と諦めることも必要です。

そして後述しますが、いざというときに面倒を見てもらう環境を整えておくことも重要です。

飼育費用といざというときの医療費が確保できる

犬の一生には、200万円程度の費用がかかると言われています。
あらかじめこの金額を支払えるかどうかよく考えておきましょう。

内容としては、まず必要なのが、犬の譲渡費用です。
さらに毎日のドッグフードやトイレシートなどの消耗品だけでなく、ケージやベッド、おもちゃ、散歩用のハーネスやリードなどが必要です。

犬種によってはトリミング代も必要でしょう。

犬のお迎え前に用意すべき犬用品については以下の記事で詳しく解説しています。

そして最も大きな費用が、医療費です。
特に大きな怪我や病気をしなかったとしても、毎年以下の費用がかかります。

  • 狂犬病予防接種 ¥3,500程度
  • 伝染病予防接種 ¥5,000〜7,000程度
  • フィラリア駆除薬(7ヶ月分〜) ¥6,000〜
  • ノミダニ予防薬(通年予防する場合) ¥7,000〜

*金額は目安です

また、去勢手術費用なども別途必要になりますし、一生涯なんの病気もしないというのは考えづらいでしょう。
近年ではペット用の保険も充実しているので、内容については充分検討しておきましょう。

自分が病気や怪我などで面倒を見られないとき、犬を預けられる人がいる

実はとても重要なのが、いざというとき、自分の代わりに面倒を見てくれる人がいるかどうかです。

たとえば、自分が病気や怪我で入院しなければならなくなった場合、預けられるところがないと困ります。

同居人がいるならば安心ですが、一人暮らしで家族が遠方に住んでいる場合などは、犬好きかつ信頼できる友人にあらかじめ頼んでおくなどの工夫が必要でしょう。

犬の突然の怪我や病気などでも仕事や学校を休める

また、犬も生き物なので、突然の怪我や病気をすることがあります。
そんなとき、大事な相棒が頼りにできるのは、あなただけです。

症状によっては、すぐに病院へ連れていかなければならないこともあるでしょう。
そういった場合に、急遽仕事や学校を休めるのか、シミュレーションしてみてください。

犬と過ごす時間がとれる

相棒とあなたが幸せに過ごすための最後の必須条件、それは、一緒に過ごす時間がとれるかどうかです。

まず、おむかえした当初は、トイレのしつけにかなり時間と労力を使うと覚悟しておきましょう。

もちろんしつけ以外にも、撫でたり、抱っこしたり、一緒に遊んだり、散歩をしたりする時間があればあるほど、相棒との絆は深まります。
また、ブラッシングをしたり、爪を切ったり、歯磨きをしたりも、コミュニケーションの一環です。

これらの時間が充分にとれるかどうか、よく考えてみましょう。

編集長
編集長

あいぼうと、いっぱいあそぶのデス!

事前準備をしっかりして、わんこをおむかえしよう!

以上、犬をおむかえするための必須条件について解説しました。

なかには、厳しい条件もあったことでしょう。
しかし、これらのチェックポイントを全て満たせれば、きっと相棒との楽しい生活を送れるはず。

今は難しいけれど、いつか犬と暮らしたいという方も、ぜひ環境を整える参考になさってください。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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